もみがらの燃料化


KoCona®システムでさらに効率の良い熱エネルギーに!

農業廃棄物でもあるもみがらのバイオマス燃料としての利点は、平坦な場所で年間約160〜200万トン安定的に発生していること、乾燥しているので熱量が高いことが挙げられます。
しかし、広大なストックヤードや炉床が必要であり、大規模施設にせざるを得ないというネックがありました。
この問題を解決するのが、小規模分散型熱利用システム「KoCona®システム」です。

Koconaシステム

「KoCona®」とは、もみがら専用機「KoCona-ACE」で1,000マイクロメートル程度に粉砕し、粒度と粒径を整えた特殊な粉体燃料のこと。もみがらをKoCona-ACEで粉砕・粒度を一定に合わせることで、水分が減少し、燃料としての質が向上。専用バーナーで空間燃焼させることが可能になったことから炉床不要となり、施設の小規模化が実現できました。
また、もみがら発生場所で燃料加工することで減容化し、燃料ヤードの省スペース・運送コストの削減できます。
※「KoCona」はラサ工業の登録商標です。

燃料ヤードと運送コスト比較